早稲田大学スキー部: 2008年8月アーカイブ
全体合宿の後、クロスカントリー合宿で2週間ほど札幌にいました。
帰京してからすぐに、夏の高校野球が終わり、そして、北京オリンピックも終わり、いよいよ我々も勝負の時期に来たと
感じています。
北京オリンピック、女子ソフトボールの優勝をTVで見た時から、ずっと耳に残っている言葉があります。
上野由岐子投手が金メダルのインタビューで言っていた言葉。
「強い気持ちを持っていた者が勝つ」
早稲田の選手に置き換えれば、目標は選手それぞれ異なりますが、 「インカレ優勝」でも「インカレ入賞」でも、
自分の目標に向かって「強い気持ちを持ち続けること」が目標成就のための基本だということです。
インカレへの目標を掲げることは全員共通ですが、それ以外では、「全日本表彰台」・「ジャパンシリーズ表彰台」・
「U-23入賞」・「ワールドカップ出場」など、選手個々に目標があります。
とにかく、選手には、自分の目標に邁進する「強い気持ち」を、この時期に再認識してほしいと思いました。
そして、「個人の強い気持ち」が「チームの勢い・元気」となるよう頑張りたいと思っています。
春から8月までは、やってきたことの方向性は正しいと判断してます。
ただし、その効果を見極めるのは9月をどう過ごすかにかかっています。 9月をひとつのヤマ場ととらえ、ここでの練習
がシーズンを占うと言っても過言ではないと思います。
これからの練習は、強度も高くなり、いわば、練習の中で自分自身と戦う局面が多くなります。
選手全員が、限界をつくらず、自分自身との戦いをしっかりやりきってほしい。 それが準備を怠らないということ。
「どれだけ事前準備したかが勝負の8割を決定する」
強い気持ちを持って、準備を怠りなく、自信を持って10月に集合してほしい。
この時期、選手は、休養する勇気も必要です。 コンディショニングを十分考慮して次に備えましょう。
今、岩手県八幡平市(安代町田山)にいます。
今日から早稲田大学スキー部の全体合宿が始まりました。
毎年、夏季合宿のスタートは、スキー部全員で次期インカレ開催地で合宿を行い、来るインカレに向け「勝つ」という
気持ちをひとつにすることから始まります。
授業の関係やケガなどで思うような練習ができなかった者もいますが、8〜9月の夏季合宿期間は、自分の練習の
本質をしっかり見極めて、自己を「Scrap&Build」してほしいと考えています。
過去に拘りすぎたり、練習をやってきたつもりになっていないかを省みて、今こそ、自分を変えるべくScrap&Buidしない
と今シーズンはノーチャンスです。 そのために、以下のことを意識して練習に集中させたいと思います。
・自分で限界をつくらないこと
・競り負けないこと
・課題を克服すること
・自分の強みをさらに伸ばす練習をすること
・勝つことを信じ続けること
ただし、リハビリ中の者は、焦って皆の練習に追いつくことではなく、自分のできることをコツコツ積み上げ、まともに練習
する体をつくることが選手として今行うべき本質です。
強くなるための練習環境(ハード)があっても、本質を誤ると、練習(ソフト)が活かされません。
話は少し変りますが、いろいろな部の監督さんたちと話をしていると、最近の学生選手の気質の変化の話になります。
どのスポーツでも、選手たちの練習環境や生活環境は、先輩や指導者や関係者が何年もかけて次代の選手のためにと
築き上げてくれたものです。
ところが、与えられた環境にあぐらをかき不平不満を口にしたり、自分の立場を錯覚して変な形で自分の主張をしたり
といった選手が散見されます。
それに対し、「弱い者ほど文句が多い」という指導者もいますが、別の言い方をすると、「自立できていない」・「体だけは
大学生で考え方が子供」ということも言えると思います。
選手には是非とも、この夏の間に、「心・技・体」をしっかり鍛えて、競技力向上とともに「人間力」も向上させたい。
「人間力」の向上に伴って、しっかりとした考え方が醸成され、練習にも魂がしっかり入り込むと信じています。
各選手が、「ONとOFF」を明確にしてこの夏の練習に集中し、自分自身をScrap&Buildしてほしい。