2010年3月アーカイブ

集まり散じて 〜卒業〜

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4年生の卒業にあたって

 

3月25日。 4年生が早稲田を卒業しました。

卒業式の席上、小野梓スポーツ賞を受賞し、前総長 奥島先生の「自ら道を拓く」といった説示を聞き、4年生が卒業

することを実感してきました。 毎年繰り返されることではありますが、正直なところ寂しいというのが本音です。

 

卒業にあたって、3つのことを述べたいと思います。

 

1つめには、私の想いです。

学生にも話をしましたが、今年の卒業生には特別な想いがありました。

 

sotugyou_1.jpg4年前、2007年2月のインカレで40年ぶりに大学日本一

になった時の1年生であり、ともに戦ってきた仲間です。

いわば、『大学日本一への道しるべ』を知っているメンバー

なのです。

当時の4年生とともに、大学日本一を目指し、練習環境・

練習方法・マインドなど意見交換をしながら従来にこだわら

ない取組みを行なってきました。

その一端を知っている現4年生(卒業生)がいる間に勝利

の基盤をつくり、新たな歴史の1ページを次代につなげたい

という気持ちが強くありました。

 

私の勝手な想いかもしれませんが、チーム力向上につながると信じてやってきました。

いろいろなことがありましたが、彼らはそのことをわかってくれたと思います。 そして、ことあるごとに、そのことを後輩に

伝えてくれたと思います。

練習の中で背中で見せてきた者、厳しい言葉で伝えてきた者・・・伝え方はさまざまですが、後輩たちも理解して

くれたと思っています。

 

2つめは、「立つ鳥 あとを濁さず」ということです。

 

「立ち去る者は、きれいに後始末すべきである」という意味です。

卒業生は、このことを踏まえ、最後までしっかりやって卒業してくれました。

せっかくの門出に苦言を呈するようですが・・・残念ながら、唯一自分の役割を全うしないまま卒業した者がいました。

誰とは言いませんが、後輩たちはわかっています、よく見ています。

sotsugyou_2.jpg陰で支えてくれた仲間の気持ちを真に理解しているので

あれば、それは、4年生として恥ずかしいことです。

大学に入学すること以上に、社会に出ることは、人生の

ターニングポイントです。

社会に出ると、「自分の常識は世間の非常識」ということ

を痛感する局面が必ずあります。

社会で受け入れられるよう、自らの不義理に早く気づいて

ほしいと思います。

 

 

 

3つめは、素直に「ありがとう」を言いたいということです。

 

早稲田に入学したのは、最終的には各自の意志ですが、縁あってともに過ごした4年間は熱かったと思います。

選手として苦労したことも数え切れないくらいありました。 みんなの苦労が結実して、卒業生がいたからこそできたこと

もいっぱいあります。

早稲田に学び、スキー部で頑張ってくれて・・・ありがとう。

新たな歴史の1ページをつくり、後輩に襷をつないでくれたことは一生モノです。

 

sotsugyou_3.JPG
 

いつまでも、後輩たちを応援し続けてください。

後輩たちは必ずやってくれるはずです。

 

 

卒業おめでとう!

 

 

 

 

 

 

    

早大コーチサミット

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早稲田大学コーチサミット

 

冬季国体から帰京後の 3月6日(土)、「第3回早稲田大学コーチサミット」が開催されました。

これは、体育各部の監督・コーチなど指導者の資質向上を狙いとして昨年度から実施されているものです。

大学からの指名で、私も講師として拙い話をさせていただきました。

 

今回の大テーマは、『強化に役立つ医科学・情報の活用方法』。

 

プログラム : 第03回コーチサミット02プログラム.doc

私の講演の内容 :

           テーマ: 「競技力向上に資する仕掛けづくり」 − 現場の気づきと医科学・情報の活用 −

                 <骨子> 1.スキーの競技特性

                        2.トレーニングとピリオダイゼーション

                        3.監督として考えたこと

                        4.現場での気づきと着手したこと

                        5.強化のための環境づくり  - 5つの取組み事例 -

                        6.効果検証 - トップ選手の伸びと底上げ -

 

 

kurata_coach summit_20100307.jpg具体的には、大きな枠組みで「何を」・「どのように」「仕掛けたのか」について、

1)指導態勢

2)トレーニング・リコニンディショニングの枠組みづくり

3)トレーニング拠点づくり(国内)

4)海外トレーニング拠点との提携

5)社会人チームとの合同合宿

6)高所トレーニング          

といった観点で、医科学・情報領域と関連させて話をさせていただきました。

 

 

その上で、選手が強くなるための環境づくりは、効率的な環境やトレーニングだけでなく、「地を這う取組み」・「根性」と

いったファクターもはずせないという点にも言及しました。

そして、大学、とりわけ、スポーツ科学部の「研究」と「現場」の連携が進展することに期待して結びとしました。

 

当日は、指導者(監督・コーチ)やスポーツ科学部の先生方 約100名ほどの参加者でしたが、1時間強に及ぶ講演を

皆さん真剣に聞いていただき、かなり緊張しました。

いくつかの質問も受けましたが、指導者の皆さんが同じような課題・悩みを持ち、それぞれの分野で対策を考えられて

いることがよくわかりました。逆に私としても、話をさせていただいたことで勉強になり、参加された皆さんから力をいただ

いたような気がします。

後で、参加者アンケートを拝見しましたが、皆さんが前向きにとらえていただいたようでよかったです。

共通の問題意識・課題を持つ指導者がヨコの連携を強めることにより、コーチサミットがより具体的に かつ 風通しよく

拡大することを願っています。

 

概要は、早稲田スポーツ新聞WEBにも掲載されています。 → http://www.wasedasports.com/ski/100307.php 

 

早稲田スポーツのますますの発展を祈念しながら・・・我々もシーズン終盤に臨みます。